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*2021年夏 自社調べ

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高校・大学・社会人で美容室の利用頻度やメニュー、予約方法に変化はある? 若年女性の美容室利用に関する調査レポート

メイクやファッションなどのおしゃれデビューが早まる昨今、若年女性は美容室をどのように利用しているのでしょうか。
以前にも女子高校生を対象とした座談会などで美容室利用や髪型に関する調査を行い、レポートを公開しておりますが、今回は当社が運営するアンケートアプリ「coetto」に登録している10〜20代の女性モニターを対象に行った、美容室利用に関する調査結果をご紹介します。

大学生・社会人の美容室に行く頻度は「2〜3ヶ月に1回程度」が最多だが、高校生は「半年に1回程度」が最多

「美容室に行く頻度はどれくらいですか?」と聞いたところ、高校生は「半年に1回程度」と答えた方が28.1%と最も多い結果となりました。次いで「2〜3ヶ月に1回程度」が24.6%、「4〜5ヶ月に1回程度」「美容室には行かない」が14.0%と続き、「月に1回程度」美容院に行く高校生は5.3%と少数派です。
大学生、社会人は「2〜3ヶ月に1回程度」がそれぞれ53.7%、41.7%と最多で、高校生と大学生以上では美容室に通う頻度に開きがあることがわかりました。

施術メニューは「カット」が最多だが、大学生・社会人は他のメニューを組み合わせる人が7割以上

「普段美容室に行った際に、どんなメニューを受けますか?」と聞いたところ、高校生、大学生、社会人共に「カット」が群を抜いて多く、7割以上の方が受けています。。
大学生・社会人では2番目に多かったのが「カラー」です。「カラー」を受ける人の割合は、高校生が10.2%なのに対し、大学生は50.0%、社会人は52.8%と過半数を超え、高校卒業を境に割合が大きく増加することがわかりました。

また、「カット」と「前髪カット」のみを選んだ人の数値を別途世代別に集計すると、高校生が55.1%、大学生が23.7%、社会人が26.4%でした。

この結果から、高校生は半数以上が美容室ではカットのみを選んでいる人が多いことがわかります。高校生は校則などによってヘアスタイルに制限がある場合が多いため、このような結果になったのではないでしょうか。また、高校生はカット以外では「トリートメント」「縮毛矯正」を選ぶ人が2〜3割いるようです。

大学生以上になると、カットだけではなく他のメニューも合わせて受ける人が増え、7割以上の方がカットと他のメニューを組み合わせていることがわかりました。校則の縛りがなくなることや自由に使えるお金が増えることが一因と思われます。

​​1回あたりの平均金額は社会人で1万円越え

美容室での1度の予算については、年齢があがるにつれてかける金額も増加する結果になりました。
高校生では、「3,000円以上5,000円未満」が最も多く38.8%。大学生、社会人は「5,000円以上10,000円未満」が共に最多で、それぞれ47.4%、34.0%を占める結果となりました。

美容室での予算について選択肢中間値を用いて加重平均を算出すると、1回あたりの平均金額は、高校生は6,469円、大学生は8,776円、社会人は10,330円でした。
10,000円以上は高いと感じる人もいるかもしれませんが、社会人の過半数がカットに合わせてカラーをしていることを踏まえると妥当な金額なのかもしれません。

「検索・予約サイト/アプリ」から美容院を選ぶ人が全世代で最多だが、学生は「友人や家族の紹介」も多い

「美容室はどのように選びますか?」という質問に対し、最も多くの方が選んだのは「ヘアサロンの検索・予約サイト/アプリ」でした。高校生で49.0%、大学生で50.0%、社会人で54.7%の人が選んでいます。
次いで、高校生と大学生では「友人や家族の紹介」を選んだ方が36.7%、31.6%と2番目に多かったものの、社会人では同選択肢を選んだ方は13.2%と少ない結果になりました。代わりに、社会人は「Instagramから」を選んだ方が22.6%と、高校生(14.3%)大学生(13.2%)よりも多くなっています。
友人や家族の口コミを頼りに美容院を選ぶのは学生時代までで、社会人になるとSNSの情報を頼りにするようになる、という流れがありそうです。

悲喜こもごも、オーダーの仕方の成功&失敗談

「美容室でのオーダーの仕方について、うまくいった方法を教えてください!」という質問に対し、いただいたご回答をご紹介します。

参考画像を見せる

・毎回イメージ画像を見せる(20代前半・社会人)
・画像をその美容師さんが切ったものを見せる(10代後半・高校生)
・やりたい髪型の正面、横、後ろの写真を見せたら理想通りにしてくれました!(10代後半・高校生)
・自分の髪型がいちばん納得のいく長さになった時の写真を見せる(10代後半・高校生)

動画を見せる

・今話題の芸能人の髪型の写真よりも動画を見せてます。動画の方がわかりやすいからです。(20代後半・社会人)

自分の髪の性質や状態を伝える

・今まで染めた後の色の抜け毛具合とか伝えるといい感じの色にしてもらえる(20代後半・専業主婦)
・自分の髪質や色の入り方をしっかり伝えた上で 理想の髪色の画像やスタイルを見せる(20代後半・社会人)

強いこだわりがある人も!

①写真を見せる
②事前に備考欄に要望を記載する
③トーン何番など具体的に要望する
④同じ美容室を利用し続ける(ブリーチやカラー履歴が共有しやすいため)
(20代後半・社会人)

うまくいったオーダーの伝え方に関しては「参考画像を見せる」という意見がおおよそを占める結果となりました。画像を見せた上で細かいところは口頭で説明するという人も多く、自身の脳内イメージをしっかりと伝えることが重要なようです。

続いて「美容室でのオーダーの仕方について、うまくいかなかった方法を教えてください!」という質問に対し、いただいたご回答をご紹介します。

有名人の画像を参考にする

・有名人の写真を見せる(10代後半・高校生)
・アイドルのを見せるとあまりしっくりこないことがある(10代後半・社会人)
・モデルの写真を見せたら失敗した(10代後半・高校生)

口頭のみで説明する

・写真を見せずに、横がこのくらい、後ろがこのくらいと口頭で伝えるとなんか違うなとなって最後の調整に時間がかかった。(10代後半・高校生)
・イメージを言葉で伝えると認識に齟齬が生じる(20代後半・社会人)

その他

・長さだけ伝えたら量の調整がうまくいかなかった(20代前半・社会人)
・暗めでお願いしたら黒くされた(20代後半・社会人)
・髪質が人それぞれ違うからオーダーした画像を見せてもやっぱり同じふうにはならない(20代後半・社会人)

うまくいったオーダー方法で「画像を見せる」が多くあがりましたが、一方で「有名人の画像を見せたら失敗された」という意見も複数見られました。画像を見せれば必ずしもうまくいくとは限らず、オーダー方法に毎回頭を悩ませている方は多いようです。

調査概要

美容室に関するアンケート
調査対象者​:10代~20代の女性140名
調査方法​:インターネットリサーチ​
調査時期​:2025年4月23日(水)~5月6日(水)​

執筆:望月直

2000年生まれ。美大付属中高・美大を卒業し、トレンドやアートカルチャーに興味を持つ。自身もZ世代である強みを活かし、若年女性の価値観に迫る。現在はフリーランスのグラフィックデザイナー・ライターとして活動中。