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*2021年夏 自社調べ

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腕時計を日常的に付ける人は2割強。令和女性の腕時計事情を調査

一人一台のスマートフォン所有が当たり前となった現代、「時間の確認はスマホで十分」と感じている方も多いかもしれません。
一方で、健康管理機能や決済機能を備えた腕時計「スマートウォッチ」の普及も進みつつあり、時間確認以外の目的で腕時計を身につける人が増えている可能性もあります。

当社の運営するアンケートアプリ「coetto」で、10代から60代の女性モニターを対象に、腕時計に関する意識調査を実施しました。使用状況や「つける理由」あるいは「つけない理由」、腕時計に関する思い出やエピソードを伺い、現代女性の腕時計に対する意識や価値観について探ります。

腕時計を「ほぼ毎日つけている」人は12.2%、「まったくつけない」人は55.0%

「腕時計を身につける頻度はどのくらいですか?」と伺ったところ、「全くつけない」と回答した人が最多の55.0%と過半数を超える結果に。「ほぼ毎日」と回答した人は12.2%、「週に数回つけている」は10.6%で、腕時計を日常的に着用している人は全体の2割強という結果になりました。

腕時計を身につけない理由は「スマホで時間を確認できるから」が多数

腕時計を身につける頻度について「まったくつけない」を選んだ方に「腕時計を身につけない理由を教えてください。」と自由入力でお答えいただいたところ、以下のような回答が集まりました。

・スマホで時間がみれるから(15~19歳・高校生・高専生)
・スマホで時間が確認できるし、ずっと腕についているのがじゃまだから(15~19歳・高校生・高専生)
・スマホで十分だから つけるとかゆくなる(15~19歳・高校生・高専生)
・スマホで時間を確認するクセがついちゃったから、つけてもスマホで確認すると思うから(20~24歳・社会人)
・スマホ見れば時間分かるから(25~29歳・社会人)

・少し重みを感じるから(15~19歳・高校生・高専生)
・日焼けが気になるから(25~29歳・社会人)
・仕事で傷がつくのが嫌だから(25~29歳・社会人)
・手首がなんか痒くなるから苦手(25~29歳・社会人)
・これだ!と思えるデザインと価格帯の腕時計が見つからないから。(30~34歳・無職)

年代や職業を問わず、 「スマホが時計代わりになっている」という意見が多く見られました。
その他には「日焼けが気になる」「痒くなってしまう」といった美容や健康面にまつわる回答や、社会人の方からは仕事上の理由でつけられない、つけたくないといった回答もありました。

使用している腕時計はシンプル・実用重視が最多

「今使っている腕時計はどんな時計ですか?」と聞いたところ「シンプル・実用重視の腕時計と回答した方が最多の40.7%となりました。
次いで「ファッションブランドの腕時計」が 17.3%、3位に「Apple Watch」16.0%と続きます。

スマートウォッチが登場し、デザインやブランドが豊富になった現在も、シンプルな腕時計を選んでいる方が多いようです。

「時間を確認する実用品」の他に「ファッションアイテム」と捉える人も

腕時計についての考え方をみると、現在腕時計を着用している人では、「時間を確認するための実用品」と考える人が58.0%と最も多く、次いで「服装に合わせるファッションアイテム」(28.4%)、「あると便利」(21.0%)が続きました。腕時計を着用している人の多くは腕時計を実用的なアイテムとして捉えていることがわかります。
一方で、「健康管理や通知確認など、時計以外の機能が重要」と回答した人は11.1%にとどまりました。スマートウォッチをはじめとする多機能な製品が数多く登場している現在でも、腕時計に求められている役割は、健康管理や通知機能よりも、時間を確認するための道具としての役割が中心であることがうかがえます。

腕時計をまったく着用していない人では、「特に必要性を感じていない」が52.5%と半数を超え、他の選択肢を大きく上回りました。また、「時間を確認するための実用品」と回答した人も22.2%にとどまっており、着用者との差が大きくなっています。
全体として、腕時計を着用している人は実用品としての価値を認めているのに対し、着用していない人は必要性そのものを感じていない傾向が強く、腕時計に対する意識には大きな違いがみられました。

高校生までに初めて腕時計を付けた人が半数以上

「腕時計を初めて付けたのはいつですか?」と伺ったところ、「小学生(低学年)」が最も多く 17.2%、「社会人になってから」が14.4%、「中学生」が13.3%、「高校生」が12.8%でした。
スマートフォンのように「中学生になると一気に持つ人が増える」というような大きな波はなく、それぞれのご家庭や個人の考えによって初めて付けるタイミングが決まるようです。

また「小学生(低学年)」「小学生(高学年)」「中学生」「高校生」と回答した方を合計すると55.0%となり、半数以上の方が高校生までに「初めて腕時計を付ける」という経験をしていることがわかりました。

初めての腕時計はプレゼントされた人が6割以上

初めての腕時計は進学や就職などの節目のタイミングや、あるいは誕生日などに贈られたり、買ってもらったりした方も多いのではないでしょうか。
「初めての腕時計は誰が購入しましたか?」と聞いたところ「親(母・父)が選んで購入した」と回答したのが27.2%、続いて「自分で選び、自分で購入した」が17.2%、「親と一緒に選び、親が購入した」が15.0%でした。
「親(母・父)が選んで購入した」「親と一緒に選び、親が購入した」「プレゼントでもらった(家族以外)」「祖父母が購入した」「親戚(おじ・おば)などが購入した」方を合計すると61.1%となり、6割以上の方が初めての腕時計を「誰かにもらった(買ってもらった)」ことがわかりました。

「初めての腕時計に関する思い出」として寄せられた回答のご紹介

「初めての腕時計に関する思い出があれば教えてください」という質問に対し、自由入力で回答いただいた内容をご紹介します。

プレゼントされた人の思い出

・中学入学祝いに祖父に買ってもらって大人っぽくて、何歳でも使える(15~19歳・高校生・高専生)
・水色のかわいい腕時計を親に買ってもらった。今はつけていないけど、大切に保管している(15~19歳・大学生)
・小学校の入学祝いに叔母が買ってくれた とっても可愛くて、時計が読めるようになったし、お姉さんになれた気がして嬉しかった(15~19歳・大学生)
・陸上部に入って試合で使うために家族が買ってきてくれた(15~19歳・大学生)
・修学旅行で着用するために、当時好きだったすみっコぐらしの腕時計を買ってもらいました。(20~24歳・大学生)
・ブランドは分からないが、成人の日に親からプレゼントしてもらった(20~24歳・社会人)
・初出勤の前日に応援の意味も込めて渡された(20~24歳・社会人)
・就職の時にお祝いでおじいちゃんから貰いました。あまり使わないけど、部屋に飾ってます(20~24歳・社会人)
・先輩に貰った腕時計です。 可愛い腕時計でとても嬉しかったです。(25~29歳・社会人)
・おばあちゃんに買ってもらいました。「これが似合う人になれ」と。(30~34歳・社会人)
・進学祝いに親にプレゼントしてもらいました。今は付けてないけれど、部屋に置いています。(30~34歳・無職)

自分で購入した人の思い出

・一本は持っておきたかったので初給料で購入。 値段がピンキリすぎてかなり迷いました(20~24歳・社会人)
・当時片思いしていた人がダニエルウェリントンを着けていたので、色違いを真似して買いました!笑(25~29歳・社会人)
・友達がアップルウォッチを目の前で買っていて、次に遊びに行ったときに一緒に買った(25~29歳・社会人)
・仕事で使うので買いました。いつかいい時計を買いたいなと思った記憶があります。(30~34歳・専業主婦)

現在はつけていなくても「思い出」として心に残っている人も多い

腕時計は進学や就職のお祝いとしてプレゼントされた、買ってもらったという回答が多く集まり、現在はつけていなくても大切に残していたり、印象深い思い出として心に残っている方が多いようです。
自分で購入した人も、友人や恋人と同じものを買ったり、初任給などの記念で購入するなどのエピソードが集まり、腕時計はポジティブな思い出とリンクすることが多いアイテムであると感じました。

近年は健康管理機能などを備えたスマートウォッチも多数登場していますが、腕時計を日常的に着用している女性の多くは、腕時計を「時間を確認するための実用品」と捉えているようです。一方で「時間の確認はスマートフォンで十分」と考え、腕時計を日常的に付ける習慣のない方も少なくありません。
そのような中でも「初めての腕時計」については6割以上が家族などからプレゼントされたものでした。現在は腕時計を身につけていない方であっても、初めての腕時計にまつわる思い出やエピソードを大切な記憶として残している様子がうかがえます。
腕時計は実用品としての側面が注目されがちですが、大切な人との思い出を刻む存在としての価値も持ち続けているといえそうです。

※可読性を加味し小数点以下を四捨五入することがあります。
※複数回答の設問については、各項目の割合を合計すると100%を超える場合があります。また、上位の項目のみ掲載する場合、割合の合計が100%に満たない場合があります。
※一部、固有名詞や表現につきましては回答いただいた表記のままご紹介させていただいております。正式名称とは異なる場合もありますがご了承ください。

調査概要

腕時計に関するアンケート
調査対象者​:10代~40代の女性180名
調査方法​:インターネットリサーチ​
調査時期​:2026年2月3日(火)~2月17日(火)​

執筆:望月直

2000年生まれ。美大付属中高・美大を卒業し、トレンドやアートカルチャーに興味を持つ。自身もZ世代である強みを活かし、若年女性の価値観に迫る。現在はフリーランスのグラフィックデザイナー・ライターとして活動中。