カプセルトイ専門店の利用経験は約8割
「ガチャガチャ専門店に行ったことはありますか?」と質問したところ、「よく行く」が最も多く40.0%。次いで「数回だけ行ったことがある」が38.8%、「行ったことがない」が21.2%でした。
カプセルトイ専門店は2017年〜2018年ごろに初めてオープンしたと言われますが、それから8年が経ち、2026年現在は、回答者の8割弱が店舗に行った経験があるという結果となりました。ショッピングモール内や駅構内にも設置され、行ったことはなくとも見たことはあるという人は多いのではないでしょうか。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/01148/00002/
出典:Walkerplus「その数なんと約100面!東京駅にガシャポン初の公式ショップが登場」
https://www.walkerplus.com/article/102923/
回したくなるタイミングは「欲しいアイテムを見つけたとき」が63.0%で最多
「どんなときにガチャガチャを回したくなりますか?」という質問に対しては、「欲しいアイテムを見つけたとき」が過半数の63.0%。次いで「好きなキャラクターのカプセルトイを見つけたとき」で33.9%となりました。
また、好きなジャンルのアイテムやキャラクターを見つけたとき以外にも、お出かけ先でふらっと立ち寄って回す「おでかけ先で見つけたとき」を選んだ方が22.4%いるという結果に。
1回200〜500円程度で楽しめるため、特別に欲しいアイテムやキャラクターでなくても「なんとなく」や「今日の記念に」といった理由で回す方も多いのかもしれません。
平均利用回数は3回以下が85.5%。欲しいアイテムは出るまで回す人も1割
回す回数の平均は、「1回」と回答した人が最多で49.1%、「2~3回」が36.4%、「4~5回」が9.1%、「6回以上」が5.5%となり、回数が増えるごとに割合は少なくなるという結果となりました。平均1〜3回で収まる人が全体の85.5%と大半を占めています。
しかし「欲しいアイテムを狙うとき、最大で何回までなら回しますか?」と質問すると、「10回以上でも出るまで回す」と回答した人が10.9%いるという結果に。
運試しのような感覚で気軽に楽しむライトなユーザーと、何としてでも欲しいアイテムを手に入れたいヘビーユーザーに分かれる傾向があるようです。
ほしいと思う圧倒的1位は「キャラクター」67.3%
「あなたがほしいと思うガチャガチャ(カプセルトイ)の種類は?」と質問すると、「キャラクター」を選んだ人が群を抜いて多く、67.3%の方が選択するという結果になりました。さまざまなグッズが販売されている有名キャラクターだからこそ、「誰もが買えるわけではない」運要素のあるカプセルトイに価値を見いだす人も多いのかもしれません。
2位は「推しグッズ」で30.9%。普段はカプセルトイにそれほど興味がない人であっても「推し」への愛情が回すきっかけになることがありそうです。
魅力は何が出るかわからない「ランダム性」
「あなたが思うガチャガチャの魅力は何ですか?」と聞いたところ「何が出るかわからないワクワク感」40.6%で最も多くの方が選びました。特有のランダム性を魅力と捉える人が多いようです。
「ガチャガチャならではのアイテムが手に入る」が35.8%、「ミニチュア感」が27.3%で続きます。
また一つ前の段落でご紹介した「欲しいと思うアイテムの種類」では「推しグッズ」と回答した人が3割以上いたにも関わらず、魅力として「推し活に使える」を選んだ人は8.5%にとどまりました。
「SNS映えする」を選んだ人も6.7%と少なめで「映え」を狙ってアイテムをゲットするというよりも、回すことや集めること自体に楽しさを感じている方が多いようです。
令和女子が今注目のカプセルトイをご紹介
「今ほしいと思っていたり、最近回したカプセルトイ」について自由回答で伺ったところ「令和女子が今注目しているカプセルトイ」について、大きな傾向が見えてきましたので、ご紹介します。
・リラックマのめじるしチャーム!!!!めじるしチャームなにかと便利でかわいい(15~19歳・中学生)
・めじるしチャーム。季節・時期に応じて着け替えているので、クリスマスっぽいのがほしい(15~19歳・高校生・高専生)
・仮面ライダーのめじるしチャームがほしい。めじるしチャーム一個も持ってないから欲しい(15~19歳・高校生・高専生)
・はらぺこあおむしのめじるしアクセサリーと、ぷるるんしずくちゃんのめじるしアクセサリー。懐かしいキャラクターで惹かれました(15~19歳・高校生・高専生)
・mikkoのめじるしキーホルダー。リップやストローに掛けると可愛いから(15~19歳・社会人)
・ケアベアのめじるしアクセサリーのガチャ。可愛いから何色が出ても良くて1回だけ回しました!(20~24歳・大学生)
・コジコジのめじるしアクセサリー。どこみてもないから探してる(20~24歳・大学生)
・シュガーバニーズのめじるしチャームがかわいすぎる!(25~29歳・社会人)
・めじるしチャーム全般集めています(25~29歳・社会人)
世代問わず「めじるしチャーム(アクセサリー)」というワードが頻出ワードとなりました。
「めじるしチャーム(アクセサリー)」とは、カプセルトイで手に入る目印をつけるための小さなチャームやキーホルダーのこと。伸縮性のあるゴムや缶でできた輪っかが浮いており、傘の柄やペットボトルなど身の回りの様々なものに目印をつけることができます。
私物にオリジナリティを出せることや、他者と被りがちな傘やペットボトルに自分のものとして目印を付けられる利便性が人気を集めているようです。
「このキャラクターのめじるしチャームが欲しい!(購入した)」とさまざまなキャラクターの名前があがり、自分が好きなキャラクターのめじるしチャームを集めることに魅力を感じている人が多数いるようです。
購入後は「バックなどにつける」が52.7%。平成リバイバルブームでカバンじゃら付けが大人気
「ガチャガチャでゲットしたアイテムはどうしていますか?」と聞いたところ、「バッグなどにつける」が最多の52.7%でした。
また「ゲットしたアイテムの使い方やアレンジ方法があれば教えてください」と自由回答で聞いたところ「複数のアイテムを一緒に付ける」という回答が目立ちました。
平成リバイバルブームを背景に、たくさんのキーホルダーなどをつける、いわゆる「じゃら付け」が人気となっていることや、「めじるしチャーム」の存在もあり、私物にチャームやキーホルダーをつける人が増加傾向にあるようです。
以下、アイテムの使い方やアレンジ方法の詳細について、自由回答でいただいた回答をご紹介いたします。
私物につけて持ち歩く派
・ラバーストラップに同色系のミニライトのガチャを組み合わせてバッグにつけている。(15~19歳・中学生)
・ハンディファンやスマホに、季節・時期に応じて着け替えている(15~19歳・高校生・高専生)
・他のキーホルダーと一緒にスマホにつけます!(15~19歳・高校生・高専生)
・リングノートに付ける(15~19歳・高校生・高専生)
・めじるしアクセサリーを扇風機などにつける(15~19歳・大学生)
・ピンバッジ集めてギターケースにつける(20~24歳・大学生)
・お薬を入れてるケースがあるのですが、それをジャラジャラしたいので全部それにつけてます。(20~24歳・その他)
・家の鍵にキーホルダーとしてつける(25~29歳・社会人)
保管する派
・カバンにつけたいが、ボールチェーンなどチャーム部分が弱く、落としやすいものが多いため結局部屋の隅に置きがち(15~19歳・高校生・高専生)
・コレクションケースにジャンル分けして入れています(15~19歳・高校生・高専生)
・ケースにいれてかざる!(15~19歳・大学生)
・キーホルダーの金具を根本から取り外して完全な置物にして飾る(20~24歳・その他)
・アクリルケースに入れて保管しています(25~29歳・社会人)
その他の活用派
・お守りとして気に入ってるガチャは必ずお出かけに持って行きます(15~19歳・高校生・高専生)
・リップやストローに掛けて写真を撮ったり推し活したりする。(15~19歳・社会人)
・ミニチュア系は絵の資料として使っています。ハルタやイージーボーイのローファーがかなり使えました(20~24歳・専門学校生)
・ジオラマのパーツとして使う(20~24歳・社会人)
・アクセサリーにリメイクする(25~29歳・社会人)
「キャラクターグッズの豊富さ」と「ランダム性」に魅力を感じている方が多く、1回数百円とお手頃な価格から若年層でも楽しみやすいこと。
さらに、飾っておくだけでなく私物に付けて持ち歩ける「めじるしチャーム」の普及や「じゃら付け」の流行が後押しし、ブームは今後も続いていくことが予想されます。
※「ガチャガチャ」は、株式会社バンダイの登録商標です。
※その他の商品・サービス名は、それぞれの企業及び商品開発会社の商標または登録商標です。
※一部、固有名詞や表現につきましては回答いただいた表記のままご紹介させていただいております。正式名称とは異なる場合もありますがご了承ください。
調査概要
ガチャガチャ(カプセルトイ)についてのアンケート
調査対象者:10代~20代の女性165名
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2025年10月17日(金)~10月31日(金)
執筆:望月直
2000年生まれ。美大付属中高・美大を卒業し、トレンドやアートカルチャーに興味を持つ。自身もZ世代である強みを活かし、若年女性の価値観に迫る。現在はフリーランスのグラフィックデザイナー・ライターとして活動中。





