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*2021年夏 自社調べ

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2025年度 新潟大学創生学部フィールドスタディーズ(学外学修)の受入を行いました。

弊社のプリントシール機専門店『girls mignon』が2012年に誕生し、この初期から新潟市に店舗を構えております。
当時の店舗が入っていた館は閉じてしまったものの、2019年から同じく新潟市のラブラ2に店舗を構え、今に至っております。
こうした背景から2025年度に新潟大学 創生学部のフィールドスタディーズ(学外学習)において、弊社は受入機関となりました。
フィールドスタディーズは、学生が企業や自治体等に赴き、グループごとに課題に取り組む授業です。
弊社からは【現代の多様化する遊びとして「思い出」を残す新たなシーンの提案】という課題を設定し、6名の学生を受け入れました。
授業の概要は「2025年度 フィールドスタディーズ受入機関および学修テーマ」以下よりご確認ください。

◆活動の流れ

弊社事業を知っていただくため、まずは学生たちに弊社の新潟ラブラ2にある『girls mignon』を視察いただきました。
その後、学生自身が計3組を対象に行動観察を実施し、共通点や差異の発見、そして仮説の生成を行いました。

▲学生の報告資料より

◆最終報告

学生はブレインストーミングを重ねながら資料を練り上げ、2チームに分かれて弊社社員に対する最終プレゼンを実施しました。
片方のチームからは、偶然、限定、なくなっちゃう、珍しい、非日常、流行などのものを思い出に残したくなる、という被験者からの発言をもとに「一期一会の瞬間は思い出になる」とした提案を受けました。もう一方のチームは、移動中の記憶や何気ない会話の内容はほとんど覚えていなかったという事実から、価値が低いシーンに新たな価値を生み出すことで高いシーンへ転換するという内容でした。
新潟駅、万代、古町をつなぐ都心軸に関する新潟都心のまちづくり「にいがた2km」に絡めながら、テンションが上がるシーン、空白のシーンとそれぞれ異なるアプローチは非常に興味深いものでした。

当取り組みにおいて、居住形態やアルバイト就業状況、サークル加入状況や趣味など異なるバックグラウンドを持つ学生が、一つのテーマに対して一人ひとり真剣に取り組んでいただきました。
とくに企画・プレゼンに向けた意見交換や相互理解を深める過程では、彼ら・彼女らの価値観が垣間見え、大学生世代が「撮影」とは単なる「記録」だけでなく、心情・エピソードを含めた「記憶」として後々まで振り返ることができ、日常をより豊かにするものと捉えているそうです。
ゆえに、撮影行為はシーン・手段がひとつに限定されず、企業から様々なサービス提案が行われているのかもしれません。

取組の最後には学生の皆さんから弊社設定の課題に取り組むなかで、論理的な思考やプレゼンスキルを身につけることができたという言葉をもらい、微力ながら人材育成に寄与できたことをうれしく思います。
今回フィールドスタディーズの活動をとおして提案いただいた内容は前向きに検討するとともに、これからも、ガールズ総合研究所は若年層の挑戦をサポートしてまいります。

担当者

林 佑樹