四季を通して気温、天気、イベントなどあらゆるものが変わります。
同じ商品・サービスでも需要や用途が変わります。
プリントシール機について目立った事例をご紹介すると、夏は撮影者数がとくに増えるタイミングのひとつです。夏休みは遊びに出かけられる日数が多く、それが撮影機会の多さに比例するのだろうと推測します。
こうした1年の行動変化を捉えるのに様々な手法がありますが、弊社はその一つとして毎月、画像を伴ったエピソード(テキスト情報)収集を行っており、2022年から開始したこの取組では女子中高大生のべ約2,000人から回答を得ております。
以下に掲載したレポートは、京都住まいの大学生・Sちゃんの、2023年4月から2024年3月までの変化を追ったものです。
このレポートについて関係性をもとに分類すると、友人は春秋に、恋人は秋冬に、推しは夏に思い出として挙がりました。
春秋は気候が安定している分、街中を出歩きやすいからか、友人といろいろなお店を回りやすいのかもしれません。
夏休み中は時間が空いているため、情報収集を含めた推し活に余暇を過ごせたのかもしれません。
秋~冬はイルミネーションや恋人向けのイベントが多く、それらに時間を投じたのかもしれません。
このようにテキストとともに画像も含めて情報を積み重ねることで、生活者の実態をより詳細に掴み、商品企画や販売促進・宣伝等のマーケティング活動を円滑に執り行える環境を整備しております。
調査概要
調査案件 :思い出に関する調査
調査対象者:自社モニター
調査方法 :インターネットリサーチ
調査時期 :2023年5月~2024年4月
執筆者
林 佑樹