コンビニでよく買う食べ物は「おにぎり」が僅差で「お菓子」を上回る
「コンビニでよく買う食べ物は何ですか?」と質問したところ、「おにぎり」が最も多く、半数近くの48.1%が選びました。次いで「お菓子」が41.6%、「菓子パン」27.9%、「ホットスナック」27.3%、「スイーツ」24.7%と続きます。
温めたりお湯を入れたりする必要もなく、合間にさっと食べられる軽食が買われている様子がうかがえますが、一方でサンドイッチは14.9%という結果に。おにぎりと同じようなシーンで食べられることが多いように思いますが、おにぎりの48.1%に比べて30%以上も低い結果となりました。
米の価格上昇に伴いおにぎりの値段も上がっていますが、日本人にとっておにぎりが特別なものであることは、若年女性にとっても変わらないようです。
店舗に立ち寄るのは「小腹が空いたとき」や「学校や仕事の合間」
「どんなときにコンビニで食べ物を買いますか?」と質問すると、「小腹が空いたとき」が最も多く59.1%、次いで「学校・仕事の合間の食事」が31.8%、3位に「ご褒美や気分転換」28.6%という結果でした。
利用タイミングが「小腹が空いたとき」が圧倒的に多く、その他の利用タイミングも行動の合間に利用している人が多いようです。ただ「ご褒美や気分転換」を選んだ方が28.6%、「新商品を試したいとき」を選んだ方が13.0%おり、コンビニの商品やコンビニに行くことが目的となるケースもないわけではありません。
コンビニ1回あたりの予算は「500~999円」が最多の48.7%
「コンビニで食べ物を買うときの1回の予算はどれくらいですか?」と聞いたところ「500〜999円」が最も多く48.7%でした。2位は「500円未満」で33.1%、3位が「1000〜1999円」で14.3%という結果に。
コンビニに立ち寄った際に1000円以上使う方は18.1%で、8割以上の方が1回あたりの予算は1000円以下で収めていることがわかりました。
先にご紹介した「コンビニに立ち寄るタイミング」が「小腹が空いたとき」や「合間」のタイミングであることから「買ってすぐ食べる」ものを購入するケースが多いのではないでしょうか。まとまった量の買い物をするケースは少なく、それゆえに利用額も少額になることが予想できます。
買いたいものがあらかじめ決まっていたり、たくさんの商品を買う必要がある際はスーパーやドラッグストア、ネット通販などの利用が選択肢に入ってくるため、コンビニは第1の選択肢にはなりにくいのでしょう。
食べ物が好きなコンビニのトップは「セブン-イレブン」
「食べ物が好きなコンビニはどこですか?」と質問したところ、「セブン-イレブン」が最も多く、57.8%でした。次いで「ローソン」で46.1%、3位が「ファミリーマート」39.0%、4位が「ミニストップ」で14.9%と続きます。
店舗数の少ない「NewDays」「ミニストップ」「ポプラ」にも根強いファンが
食べ物が好きなコンビニとして最も多くの人が選んだのは「セブン-イレブン」でしたが、コンビニは「合間に立ち寄る」用途が多いことを加味すると、店舗数が多いコンビニほど好きな人も多くなることが考えられます。
これを踏まえて「好き」と回答した人数を各チェーンの国内店舗数で割ってみると、国内店舗数あたりの人気度は「NewDays」が最も高く、次いで「ミニストップ」「ポプラ」と、店舗数が少なかったりエリア限定のコンビニにも根強いファンがいることがわかりました。
※国内店舗数は2025年12月に以下サイトより参照
https://www.sej.co.jp/company/tenpo.html
https://www.lawson.co.jp/company/corporate/data/sales/
https://www.family.co.jp/company/familymart/store.html
https://www.ministop.co.jp/corporate/about/shop/index.html
https://secoma.co.jp/aboutus/company.html
https://www.jr-cross.co.jp/corp/
https://www.poplar-cvs.co.jp/ir/company.html
ハマっているコンビニの食べ物とその理由
「今ハマっているコンビニの食べ物とその理由を教えてください!」と伺ったところ、様々なご回答をいただきました。
セブン-イレブン
セブン-イレブンはヒットシリーズが多く、特定の商品に人気が集まる結果となりました。
スムージー
・セブンのスムージー!アサイーとかもあって、トレンドおさえてるし、何より暑い夏美味しい!(15~19歳・大学生)
・セブンのアサイースムージー(15~19歳・大学生)
・セブンのスムージーです。小腹が空いた時にぴったりで、おいしくてはまっています(20~24歳・社会人)
・セブンのスムージー お腹たまるから(25~29歳・社会人)
・セブンのスムージー。おいしいしお腹にたまる。(25~29歳・大学生)
コーヒー
・セブンのカフェラテ(15~19歳・大学生)
・セブンのコーヒー。お店で淹れるのが一番おいしい(20~24歳・社会人)
・セブンのコーヒー。他のコンビニより美味しい(20~24歳・社会人)
・セブンのコーヒー。他のコンビニにもあるが一番はセブン(20~24歳・社会人)
蒙古タンメン(蒙古タンメン中本とのコラボ商品)
・セブンの蒙古タンメン(25~29歳・社会人)
・セブンの蒙古タンメンは何回食べても美味しい(25~29歳・社会人)
ローソン
ローソンは特定の商品が人気が集まるというわけではなく、それぞれにお気に入り商品がある印象を受けました。その中でもスイーツ系が人気のようです。
・ローソンのスイーツシリーズ 少し高いけどご褒美に食べたくなる(15~19歳・高校生・高専生)
・ローソンのからあげクン!美味しいし定期的に食べてしまう(15~19歳・高校生・高専生)
・ローソンの白い鯛焼き。冷たいのも新鮮だしもちもちしてて美味しい。(15~19歳・高校生・高専生)
・ローソンのカフェラテ(15~19歳・高校生・高専生)
・ローソンのもちぷよ 安くて美味しい(20~24歳・社会人)
・ローソンの惣菜パン。全体的にレベルが高いし、値段も手頃(20~24歳・社会人)
・ローソンの袋タイプのおにぎり。300円前後するのでたまにしか買えませんが、どれも美味しいです!(25~29歳・社会人)
・ローソンのココナッツビスケット 美味しいのに食物繊維が豊富(25~29歳・専業主婦)
ファミリーマート
ファミリーマートでは「メロンパン」「ファミチキ」にハマっている方が目立ったほか、さまざまなジャンルの商品にファンがいるようです。
メロンパン
・ファミマのメロンパン大きくておいしい(15~19歳・中学生)
・ファミリーマートのメロンパン。味が飽きないです(15~19歳・高校生・高専生)
ファミチキ
・やっぱファミチキ(15~19歳・高校生・高専生)
・ファミチキです。つい食べてしまいます(20~24歳・専門学校生)
その他
・ファミマの生クリームサンドみたいなやつ(15~19歳・高校生・高専生)
・ファミマと生ハム。美味しいです(15~19歳・高校生・高専生)
・ファミマの砂肝ポン酢(20~24歳・社会人)
・ファミマのフロランタン(20~24歳・社会人)
・ファミマのころじゃが。ホクホクで美味しい(20~24歳・社会人)
・ファミリーマートのスパムむすび。ボリュームたっぷりで、食べやすいです。(25~29歳・社会人)
コンビニ共通
グミ
・忍者めし。 グミの中ではカロリーが少なく、おいしいから(15~19歳・大学生)
・特に店に決まりは無いので近いところにはいるが、グミを買うことが多い(20~24歳・大学生)
・グミ。コンビニの前を通る度に新作をチェックして買ってしまいます。(25~29歳・社会人)
店内調理系
・ホットスナック全般。意外と入れ替わりがあって色々買いたくなる(20~24歳・社会人)
・店内調理のあるコンビニは出来立てを食べれるので、ポプラ、デイリー、ミニストップのフードを好んで食べます(20~24歳・社会人)
・ミニストップの店内調理のフードにハマっています(20~24歳・社会人)
・ミニストップのポテトが一生好きです。めちゃくちゃ好みの食感なので。(20~24歳・その他)
コンビニは行動の合間にふらっと立ち寄る人が多く、おにぎりやお菓子など追加調理の必要なくサッと食べることができるものを「つい買ってしまう」ケースが多いようです。
また、ほとんどのコンビニチェーンでは「特定の商品に人気が集まる」というよりも「それぞれにお気に入りの商品がある」という回答結果だったものの、セブン-イレブンは「スムージー」「蒙古タンメン」など人気が集中している商品が複数ありました。
また、コーヒーの販売は多くのコンビニチェーンで行われていますが、「カフェラテ」「コーヒー」といったコーヒー関連の商品名が多く上がったのもセブン-イレブンの特徴です。店舗数最多のセブン-イレブンですが、数で押しているだけではなく商品へのファンも多数おり、商品開発やマーケティング戦略も功を奏していると言えそうです。
※可読性を加味し小数点以下を四捨五入することがあります。
※蒙古タンメンは株式会社誠フードサービスの登録商標です。
※忍者めしはユーハ味覚糖株式会社の登録商標です。
※その他の商品・サービス名は、それぞれの企業及び商品開発会社の商標または登録商標です。
調査概要
つい手にとるコンビニの食べ物に関するアンケート
調査対象者:10代~20代の女性154名
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2025年9月16日(火)~9月30日(火)
執筆:望月直
2000年生まれ。美大付属中高・美大を卒業し、トレンドやアートカルチャーに興味を持つ。自身もZ世代である強みを活かし、若年女性の価値観に迫る。現在はフリーランスのグラフィックデザイナー・ライターとして活動中。





