プリントシール機シェアNo.1*のフリュー株式会社の調査機関「ガールズ総合研究所」によるガールズ実態調査メディア

*2021年夏 自社調べ

高大生ガールズの「理想の一人暮らし」が結構現実的。

「ガールズの日常」では商品レビューの座談会等でフリューに来社いただいたガールズのお話や、自社ユーザを中心にご利用いただいているアンケートアプリ「coetto」の回答をもとに、彼女たちの日常における何気ない行動や思考を発信しています。今回は高校生30名・大学生36名のガールズに聞いた「一人暮らし」について。

今回のテーマは「一人暮らし」について

こんにちは!ガールズ総合研究所の小林です。
高校生の頃、一人暮らしにちょっとした憧れをもっていたものですが、皆さんはいかがでしたでしょうか。というのも、新大学生とお話をする機会があると進学を機に一人暮らしを始めたお話を聞くので、私までフレッシュでワクワクした気持ちになります。

というわけで今回は、家賃相場も収入も何も気にしない、ガールズの理想を詰め込んだ一人暮らしについてアンケートをとってみました。

一人暮らし、したい?するとしたら何歳?

まずは一人暮らしをしたいですか?という質問です。
高校生は9割近くが「したい」と回答しています。
大学生の方が「わからない」率も高く、やや現実的な回答に見えますね。

続いて、いつ(何歳ぐらいで)一人暮らしをしたいですか?という質問。

高校生:大学生(19~22歳)くらい
大学生:社会人1~3年目(23~25歳)くらい
双方、「今の自分よりちょっと先の未来」をイメージしているようです。

理想の家賃は結構現実的。

理想の家賃について聞いてみたところ、高校生・大学生ともに約50%が5~7万円と回答。
地域によって家賃相場は大きく異なるものの、「このくらいだったらいいな」というイメージが5~7万円のようです。

ほしい部屋数は2部屋

部屋数は多ければ多いほどよいというわけでもなく、高大生ともに2部屋が人気です。

一人暮らしをしたらこだわりたいポイントに「バスルーム」?

一人暮らしをしたら、自分好みの「こんなお部屋にしたい」という妄想はつきもの。
そこで、「一人暮らしでこだわりたいポイント」についてガールズに聞いてみました。

高校生は意外にも、ベッドやお布団よりもバスルームに重きを置いている人が多いようです。


これ、ちょっと気になってフリューに来てくれた女の子5~6人にヒアリングしてみたところ、
「ユニットバスっていうんですか?お風呂とトイレが一緒なのは嫌っていうこだわりならある」との回答が。
つまり、特にバスタブにこだわりたいとか、壁タイルにこだわりたいという事ではなく、ユニットバスを避けたいという意味なのかもしれません。

大学生は寝具へのこだわりが多めの回答となりました。
こだわりというより、高校生より具体的で実際の一人暮らしの想像ができている感じがします。
ワンルームのお部屋の雰囲気は布団が占める割合がけっこう大きいので、寝具にこだわったお部屋は可愛いですよね。

理想のお部屋、こんな回答も。

フリューに来てくれたAちゃん(高1)に理想の一人暮らしについて聞いてみました。

Aちゃん
今の家はお部屋が多すぎるので…一人暮らしをしたらお部屋は1つがいいなぁ…。そこにもう1つ荷物部屋があれば充分かな?

とのこと。

Aちゃんの現在のお家はとても大きく家族が各自いろいろなお部屋を使っており、だからこそ自分が一人暮らしをした際にはコンパクトなワンルーム+WCに住みたいんだそう。

育ってきた環境に関わらず、理想のお部屋って1~2部屋なんですね。

定量アンケートでも、定性調査でも部屋数や家賃やこだわりポイント等が思ったよりも現実的だった印象で、実家で暮らすお部屋で再現できないささやかな願いが一人暮らしの理想となっているように見えました。私のように「宝くじが当たったら家に自分専用の耳鼻科(慢性鼻炎なので)を作って待ち時間なしにして、焼肉屋と寿司屋を併設するんだ~!」といった地に足のついていない内容はほぼ見当たりません。
ガールズの理想の一人暮らし、叶いそうですね。


※可読性を加味しグラフの小数点以下を四捨五入する場合があります。

執筆:小林 夏子
フリュー株式会社 ガールズ総合研究所所属
中高生向けメディアの編集長を経て、毎日触れ合ってきたガールズの感覚や気持ちをオトナにわかりやすく発信するため、調査・執筆活動を行っています。