高校生の通学ってどんな感じなのでしょう
「社会人になると、フレックスタイムなどを利用して、たまに早く帰宅することがありますよね。
私もそんな日があるのですが、たまに早く帰ると普段の通勤電車では出会わなかった学生さんを多く見かけ、自分と同じ路線をこんなにも多くの学生さんが使用していたんだなぁと感じます。
重そうなリュックを背負った学生さんを見かけると、ついつい心の中で「頑張れ〜」とエールを送ってしまいます。
高校生の頃、私も電車とバスを利用して、学区内の高校に通っていました。
徒歩で高校に通えるって、実はなかなかないことなのかもしれないですね。
というわけで、今回は全国の女子高校生の660名の皆さんに通学時間についてアンケートをとってみました。
高校生ガールズ、通学手段は何?
まずは通学をどの手段で行っているかについて(複数回答)。
半数の人が電車を利用しており、徒歩のみは7.4%の結果に。
高校生ガールズの通学時間はどれくらい?
次に、自宅から学校の校門までかかる時間について。
私が高校生の頃は「学区」とよばれる(公立学校ごとに定められた自宅から通える高校が定められた区域のようなもの)がありましたが、
2000年以降徐々に各都道府県で学区制度が廃止され、現在では全国的に学区制度は少なくなっています。
令和の現在、家から遠い学校を選べる人も多い中で
みなさんは実際にどのくらいの距離の学校に通っているのでしょうか。
30分〜1時間以内の人が最も多く38.3%という結果に。
1時間以内/1時間以上で分けてみると、
1時間以内が74%
1時間以上が26%となりました。
通学時間は、体感で『ちょっと長い』
少し長いと感じている方が46.2%と半数近く。
そこで、実際に通学時間が何分の方が「少し長い」と感じているのか、通学時間ごとに集計してみました。
すると、15分以内を除くだいたいの方が「少し長い」と感じていることが判明。
どの通学時間でも、「あと10分くらい短かったらな~」なんてより良い環境を求めてしまうのかもしれませんね。
通学時間を有意義に・快適にするアレコレ
Aちゃん
イヤホンを持参して好きなアーティストの曲を聴いたり、友達とLINEで話したりしてます
Bちゃん
行きは勉強、帰りは読書をすると決めています
Cちゃん
友達と話したり、色々なことを考えて整理したりする時間に当てています
Dちゃん
駅に早く行って並んで、電車で座れるようにして体力を温存します
Eちゃん
全力ダッシュをして短い登校時間を、さらにどれだけ短くできるかに挑戦してます!
ガールズは身動きが取れない時間、耳で時間を潰している?
それぞれ工夫をして通学時間を過ごしている高校生ガールズ。
全体の3分の1近くの人が音楽を聴いているので、高校生ガールズ向けの耳を満足させられるコンテンツが増えると、彼女たちの通学時間もより楽しいものになりそうです。
また、個人的には「早く駅に行って時間に余裕を持つことで通学時間を快適にする」方や、逆に「間に合うかギリギリの時間を攻めて、通学時間を少しでも短くする」ことに快適さを見出している方も居るのが面白いなぁと感じました。人それぞれにあった過ごし方があるんだなと改めて認識させられます。
また新たな通学時間の過ごし方が出てきたらシェアしたいと思います。
調査対象 :女子高校生 660名
調査方法 :定量調査
調査期間 :2025年2月
※可読性を加味して小数点以下を四捨五入する事があります。

フリュー株式会社 ガールズ総合研究所所属
中高生向けメディアの編集長を経て、毎日触れ合ってきたガールズの感覚や気持ちをオトナにわかりやすく発信するため、調査・執筆活動を行っています。